すりスリ摺り

キサゲ作業（摺り合わせ）

切削加工した平面を、さらに精度の高い面に仕上げるために【キサゲ】という工具を使ってごく少量ずつ削り取る精密加工方法の一つです。

キサゲ作業は、基準になる平面を工作物にすり合わせてアタリをとり、高い部分をキサゲで削りとっていくので摺り合わせ作業といわれています。

まったくの手作業による職人技の作業で、摺り合わせ定盤や工作機械のスベリ面などの仕上げには欠くことのできない作業で、仕上げ・組立作業の中でも重要な作業です。

しかし、キサゲを使って加工面に単に模様をつける作業もあります。

加工面の平面度だけを問題にするのなら、精密な研削盤による仕上げで足りる訳です。

ところが、摺り合わせ加工面は研削仕上げと同様またはそれ以上の精度が得られるばかりでなく、その面に小さく浅いミゾが分布するので工作機械のスベリ面などの潤滑がうまくできるという特徴があります。



じつは春ぐらいから、部署異動で上記の様な修行の道に身を置いてます。

ブログの更新頻度が、かなり低い理由の一つである事は否めません。

だって、精神的にも肉体的にもキツイ修行なんだもん(´・ω・｀)



っていう言い訳でした(￣―￣;)